ファイナンシャルプランニングを行う際に、人生で起こりうるリスクについても備えておく必要があります。
人生は何があるかわかりませんから、いざというときの生活資金は手元に置いておきたいものです。いろいろな意見がありますが、個人的には少なくとも生活費の6ヶ月分は投資に回さず流動性資金として手元においておいたほうがよいのではと思います。
何かがあったときの備えがないと、資産運用に回していた資産を取り崩す必要が発生しかねません。そうすると、意図しないタイミングでアセットアロケーションが崩れてしまいます。
まずは、しっかりと流動性資金を確保したうえで資産運用に望むのがよいと思います。
※個人の見解なので、投資は自己責任でお願いいたします。
テーマ:資産運用について - ジャンル:株式・投資・マネー
アセットアロケーションを使って資産運用を始める前にやらなければならないことがあります。
それはファイナンシャルプランニングです。
ファイナンシャルプランニングでは、自分の人生に対する将来の希望(結婚はいつごろしたい、子供は何人ほしい、学校は私立に行かせたい、年に1回は海外旅行に行きたい、一戸建てを購入したい、など)をかなえるために現状の資産、収入でそれが実現可能なのか不可能なのか、不可能だとすれば、どうすれば可能になるのかなどを判断します。
この結果、現状の資産、想定される収入では、将来の希望を満たせないという人にとっての解決策の一つが資産運用です。現状で将来の希望を満たすことができる資産、収入のある人はリスクをおかして資産運用をする必要はないと個人的には思っています。
将来の希望を満たすためにどの程度の利回りが必要なのかを明確にし、その利回りを達成可能とするような資産運用を行うことが重要なのではと思っています。
この目標設定を行わず、増やせるだけ増やしたいというスタンスで資産運用を行うと不要なリスクをとることになります。
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CFA InstituteのWEBサイトから資産運用に役立つ論文を入手することができます。
■CFA Institute
http://www.cfainstitute.org/CFA Instituteとは、CFA(Chartered Financial Analyst)を認定する協会です。
CFAについて詳しく知りたい方はこちらを見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Chartered_Financial_Analyst入手できる論文は多数ありますがその一つを紹介します。
「Determinants Of Portfolio Performance」
Gary P. Brinson, L. Randolph Hood, and Gilbert L. Beebower(1986)
■URL
http://www.cfapubs.org/doi/abs/10.2469/faj.v51.n1.1869 この論文は資産運用を行う人にとっては非常に有名な論文です。
資産運用に与える最も大きな要因がアセットアロケーションであり、銘柄選択や
投資タイミングが運用結果に与える影響は小さいという主張をしています。
この主張についてはさまざまな議論がされているようです。
例えば、東京証券取引所の証券用語辞典で「アセットアロケーション」を調べると
次のような説明がされています。後半部分が上で紹介したP.Brinson et al.(1986)
についての記述になります。
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■東京証券取引所 証券用語検索「アセットアロケーション」
http://www.tse.or.jp/glossary/gloss_a/a_asetto.html 資産運用といっても、大きな資金を運用する場合は、いきなり○○社や▲▲社を買う
といった個別銘柄から入るのではなく、まず、運用する資産を、「国内株式」・「国
内債券」・「海外証券」・「不動産」・「現金等価資産」など資産クラス別にどのよ
うな割合で分配するかという意思決定があり、その後に、資産クラス毎に、銘柄の選
定に入ります。しかも、この二つは別々の意思決定であることが証明されています。
この課題を最初に実証的に整理したG.ブリンソンに依れば、トータル・パフォーマンス
に占める「アセットアロケーション」の寄与は9割以上と言われていました。このブリ
ンソン命題の解釈を巡っては、まだ議論がありますが、トータル・パフォーマンスに
占める銘柄選定の寄与は驚くほど小さいことが知られています
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この論文を巡る議論の歴史はとても面白いようなので、
そのうちゆっくり調べてみようと思います。
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アセットアロケーションの例として、カルパース、ハーバード大学、イェール大学のポートフォリオが
西村証券のサイトに載っています。
私はハーバード大学のポートフォリオを参考に、私の目標にあうようカスタマイズしたアセットアロケーションを基に運用を行っています。
ハーバード大学のアセットアロケーションは下記のようになっています。
国内株式 14.2
海外株式 14.8
エマージング株式 4.8
未公開株 12.4
絶対収益型 11.4
米国債券 10.5
外国債券 4.8
インフレ連動債 5.7
ハイ・イールド債 4.8
商品 12.4
不動産 9.5
2005年時点のデータだと、過去10年間のハーバード大学の運用平均利回りは年率16%となっています。私の場合はそこまでの運用利回りは必要ないのでよりリスクを抑えたアセットアロケーションにしています。
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